★のタグつきは特に多く読まれたものです。
お互いに思いあう婚約者であった、とある令嬢と一人の騎士。
だが美しい侯爵家の令嬢があらわれたことで騎士は元の婚約を破棄し、美しい令嬢と婚約した。
捨てられた令嬢は修道院に入った。
騎士が死したあと、捨てられた令嬢は後を追うように亡くなったが……。
初出:2020年 09月30日 (「小説家になろう」)
落ちこぼれ聖女だったフィアルカは料理で「ある症状」を救うことができた。
その腕を見込まれて領主と婚約までしたが、あるとき濡れ衣を着せられて婚約破棄され、追放されてしまう。
人にもなれる相棒の俺様オオカミと一緒に、危険な森に足を踏み入れる。
するとそこで、同じく魔物を狩ろうとする青年・ユーリイと出会う。
ユーリイはいかにも貴族に見えるし、わけありの様子。
だがフィアルカの目の前で「ある症状」を発して倒れてしまった。
フィアルカはとっさに、自分の作った保存食を食べさせてユーリイを助ける。
するとユーリイはフィアルカの料理の腕を見込んで助けてほしいと言ってくる。
もう雇われるのはこりごりだと思っていたフィアルカだったが、見捨てることはできず…
初出:2020年 09月16日 (「小説家になろう」)
見習い聖女のアルジェティは、ようやく一人前の聖女として癒しの力を授かるはずだった。
だが授かったのはまさかの「もふもふ狼になってしまう呪い」
呪われた者として追われて逃げ、人間嫌いと噂の魔術師に助けを求める。
しかし魔術師に会うと、その正体は背も美貌も成長した幼馴染・ノクスだった。
ノクスは冷たくアルジェティを門前払いにするが、狼の姿を見たとたん、豹変する。
もふもふのせいで迫られまくる聖女と、もふもふ好き変人魔術師のラブコメファンタジー。
初出:2020年 08月21日(「小説家になろう」)
テイマーとしてパーティに所属していたリュフェスは、ある日、役立たずとして追放された。
それのみならず、亡き友の妹を引き取らなければならなかった。
引退したリュフェスが育てた義妹は美しく、天才剣士として育ち、ダンジョンに初挑戦することになる。
義妹は独り立ちしたし、謎の妖艶美女に迫られたりしながらも、さて自分はのんびりスローライフ…と思っていたところに、義妹の危機の知らせが飛び込む。
リュフェスは義妹のもとに駆け付けるが、そこで見たのは変わり果てた義妹の姿だった。
(2020年 08月14日 「小説家になろう」初出)
ユージーンは故郷の村を飛び出したが、成長して傭兵となり帰ってきた。 彼には、いつも世話を焼いていた幼なじみのエミリーがいた。 戦場をくぐり抜けるたび、思い出すのはなぜかこのエミリーだった。 そのエミリーと再会し、二人で、ある晴れた日に、のどかな光景の中で語り合っているうち…。
初出: 2019年 08月02日~2019年 08月03日(「小説家になろう」)
妹は語り始める。 自分は落伍者であると。 美しく傲慢な姉と、とりたてて特徴もない妹である自分。 自らの美しさに執着した姉と、万華鏡の美しさにとりつかれた自分。
三題噺「万華鏡」「姉」「執念」
初出 2019年 05月20日(「小説家になろう」)
聞皇に物語りをして聞かせる語り姫。百人いた語り姫のその最後のひとりである“わたし”は、ついに自らの順番がやってきて聞皇のもとへ向かう。そこで語り、迎えた結末は…。
※エブリスタ「三行から参加できる超・妄想コンテスト 第100回目」入賞作
異世界に召喚された結月は、聖女としての役目を終えてそのまま異世界に残ることにした。
褒美になんでも与えると言われ、“アルシュ”を望んだ。
彼こそが、結月が異世界に残る理由だった。
一方通行にすぎぬ執着だとしても、軽蔑され憎悪されるとしても彼がほしかった。
与えられた邸宅で、結月はアルシュとともに暮らし始めるが…。
初出 2018年 11月16日 ~2018年 11月17日 (「小説家になろう」
――なぜ私なの? 元男爵令嬢キャスリンは、火あぶりの刑に処されようとしていた。 罪状は“魔女”。ひたすら善き人間であろうと努力したが、“聖女”にすらずっと疎んじられ、ついに処刑台に立たされている。 キャスリンは助けを求め――一方、唯一優しくしてくれた伯爵家の青年ラッセルが駆けつけようとしていた。
初出 2018年 10月25日~2018年 10月26日(「小説家になろう」)
乙女ゲームの悪役令嬢ラフィーヌは、婚約者である王太子に捨てられた。だが次の相手が現れる。懐が広くこれまた美しい、王太子の親友…が、これもわけありだった。
でもラフィーヌは絶望などしない。むしろ王太子の親友には好意を持っている。
ラフィーヌの中の人は、ゲームのプレイヤーなので。王太子の親友は推しキャラなので。
初出 2018年 10月12日~2018年 10月13日(「小説家になろう」)