※1巻発売日にかこつけたふわっとした雑記です。
というわけでこのシリーズは4歳になりました。(Web連載がもう少し前なので、そこを含めるともうちょっと長いかな?)
この話を書き始めてからは、5年目くらいになるのかな?

猛スピードでたくさんの新作が出るラノベの中で、シリーズとして四年目を迎えられていることを本当に嬉しく、ありがたく思っております。
いつも読んでくださるみなさま、投票企画などで投票してくださったり、布教やレビューをしてくださるみなさま、本当にありがとうございます。
みなさまのおかげで、「恋した人は」はここまで続いております。
この話はわりと特殊な構造をしているので、みなさまのお力やコミカライズなしには、きっと続刊できなかったと思います。
せっかくなのでふわっと振り返るのですが…。
なんだかこの四年間で、すごいことがいっぱい起こった気がします。
とにかく続刊、次の一冊が出せるようにということに必死で、そのことしか考えられなかったのですが、とても素敵なコミカライズがはじまって連載として続いているし、ドラマCDが出ていたりグッズがたくさん出ていたり、受賞させていただいたりなんだりと、過去の私が聞いたら「そんなわけあるか」とやさぐれるに違いありません笑。
一人でちくちくこの話を書いていたころのことを思い出しては、毎回びっくりしています。
と同時に、これまでうまく次巻に繋げられなくて悔し泣きしたときも、買い支えてくださったり読み続けてくださった方がいたからこそ、書き続けられたとも思います。
このシリーズのみならず、他の作品からもお付き合いくださっている方に深く感謝申し上げます。
おかげさまで「恋した人は」8巻も制作進行中でして、次もみなさまに楽しんでいただけるといいなと思いながらがんばっております。
シリーズで8という数字がつくのは、実は作家人生ではじめてです。
そういう意味でも、なんだかドキドキしたり感慨深くなったりすることが多いです。
でもまだ見たことのない景色がいっぱいあるので、それを少しでも目にするためにさらなる全力疾走をしていきたいと思います。
支えてくださるすべてのものに感謝しつつ。
物語を書くことはとても楽しい。物語が広がっていくのもすごく楽しい。
今後とも、「恋した人は」シリーズをどうぞよろしくお願いします。
